ユーザー独自の結果出力ファイルを作成することができます。
出力フォーマット、抽出ルールなどを書いたUO(UserOutput)ファイルを作り、ユーザー出力モジュール(SC_OutTXTForUser.exe)でそれを指定することでユーザー出力ファイルが生成されます。
batファイルでのフォーマット
SC_OutTXTForUser.exe | 半角 スペース | (A) | 半角 スペース | (B) | 半角 スペース | (C) | 半角 スペース | (D) | 半角 スペース | (E) | 改行 |
場所 | 項目 | 例 | 説明 |
(A) | backup入力パス | backup\BU_00.txt | 入力bakupファイルのパスを指定する。 (プロジェクト全般の全パラメータをbackupファイルから読み込む。) |
(B) | backup出力パス | backup\BU_00.txt | 出力bakupファイルのパスを指定する。 (プロジェクト全般の全パラメータをbackupファイルに出力。) |
(C) | 結果出力ファイルパス | result\UO_BANK.html | ユーザー独自ファイルの出力パスを指定する。 ( ファイル名も込で指定する。 ) |
(D) | UOファイルパス | ..\..\lib\Alterra_EP3C_BANK.txt | UOファイルのパスを指定する。 |
(E) | タイトル | EP3C_BANK | ファイル内のタイトルを指定する。 |
SC_OutTXTForUser.exe backup\BU_00.txt backup\BU_00.txt result\UO_BANK.html ..\..\lib\Alterra_EP3C_BANK.txt EP3C_BANK
- 1行でファイル内の1項目を表します。
- 1項目にはアイコンリストや表などの種類があります。
- 複数行書くことで、1個のファイルに情報を詰め込むことが出来ます。
- 上の行から順に表示される。
- Infoは順不同。
Etcファイル(UOファイル)でのフォーマット
行タイプ | 説明 |
---|---|
[UO] | UserOutputの略。ユーザー独自の結果出力ファイル作成ルール。 |
Unitタイプ | 説明 |
---|---|
Unit1 | 項目情報。表示項目の設定をここに書く。 |
Unit2 | データ抽出フィルタ。UAからこのフィルタに合致するUnitを対象に表示させる。 |
[UO]UO_MTYPE:IPATH_UA,UO_TITLE:EP3C_BANK_B1,;MAKER:Altera,TYPE:Pin,RTYPE:IC,MODEL:EP3C*,BANK:B1,;
UOファイル例 説明
UOファイル(Alterra_EP3C_BANK.txt)を開いてください。
Top
┗ lib
Alterra_EP3C_BANK.txt
これはAlteraのFPGAのbank別の接続と状況確認情報を出力するUOファイルです。
表示イメージ
詳細説明
[UO]UO_MTYPE:TABLE_UA,UO_TITLE:EP3C_BANK_B1,UO_COLFIL:KEY|KEY PIN|PIN NAME|NAME BANK|BANK stLOGIC|stLOGIC stPOW|stPOW jSIG|結果<改行文字>jSIG jLOGIC|結果<改行文字>jLOGIC jVOLT|結果<改行文字>jVOLT Linked|Linked,;MAKER:Altera,TYPE:Pin,RTYPE:IC,MODEL:EP3C*,BANK:B1,;
- [UO]はこの行がUOファイルの設定ルールであることを指します。
- 1行で1出力項目を表現します。
- UO_MTYPEはこの表示項目がどのタイプであるかを示します。
TABLE_UA | UAの中から抽出して、テーブル(表)出力する。 |
IPATH_UA | UAの中から抽出して、該当Unitを左端にしたアイコンパスを表示する。 |
- UO_TITLEは表示項目の題。
- UO_COLFILはテーブル(表)表示のヘッダ行に表示させる内容を定義します。
Aで1列分を表現し、Aを半角空欄を挟んで並べる。
A | カテゴリ | | | テーブルに表示させる文字列 |
説明 | ユーザーが設定したカテゴリまたは既にあるカテゴリを指定。 | 半角の縦線 | ヘッダ行の説明。 改行の<br>(半角) 使用可。 |
Aの一例としてここを見ると
これはjLOGICというカテゴリをこの列に表示させ、
ヘッダ行には「結果(改行)jLOGIC」と表示させる。
- Unit2はMAKERがAlteraでタイプがPinでRTYPEがIC、MODELがEP3C*に該当しBANKがB1のものを抽出しています。
内容的に無くても同じ結果になりそうな条件もありそうですが。