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- 概略でもこのScoutCheckerの仕組みを理解してないと準備が出来ないと思うのでここで概念を説明します。
- そこそこボリュームがあるので、まずは触りたい場合はサンプルプロジェクトを触ってください。
- デバイスという呼び名は、IC/L/R/C/Qなど回路図上に存在する部品全てを指しています。
- ScoutCheckerではデバイスを端子/デバイス本体に分解し、ネットと合わせて3種のUnitという単位に分解して考えます。
- 内部ではそれぞれ、デバイス本体はREF、ネットはNET、端子はPINという名前で扱います。
- 接続は端子-デバイス本体/端子-NETの2種の1:1Unit間接続情報(Con)に分解して考えます。
(ユーザーの設定する基板間コネクタ接続やスルー接続の端子-端子を合わせると3種)
まず、ネットファイルからUnitリスト(UA:UnitArrayの略)とConリスト(CA:ConArrayの略)を生成します。
- ユーザー情報側からは部品表ファイル、追加情報ファイル。システム側からはMODELで判断してピン(端子)名やIO情報などをUAやCAに追加します。
- UAの電源アサインや出力端子を起点にCAを探索し終端するまでConを積み上げて行きます。これで一つのパスが生成されます。
- このパスリストから得られる情報を基に回路の評価を行います。