語句説明

終端

  • パスを終わらせること。
  • パスを終わらせるデバイス。

追加情報

追加情報ファイル

  • ETCファイル
  • ユーザーが設計に基いて、必要な情報を付与するためのファイル。
  • テキストファイル。手動で編集ができる。

アサイン

  • 端子やデバイス、NETなどに対して情報を付与すること。

スルー

  • 3pin以上のデバイスでパスを通過させたい場合。スルー設定を入れます。

チェック

回路図チェック

DRC(Design rule check)

  • ScoutChecker?で回路の検査を行うこと。

デバイス

  • 部品のこと。
  • 回路上の部品全てがこれに当てはまります。
  • デバイス本体と端子。
  • Unitで言うとREF+PIN。

パス

  • ここではデバイス間の接続をパスと呼ぶことにします。端子から終端条件のあるデバイスまたはNETまでの接続を1つのパスとします。パスはNETを共有出来ます。
    (例:VCC端子には電源ICの出力端子、パスコンなどが繋がっていますが、VCC端子-電源出力端子/VCC端子-パスコン それぞれが一つのパスになります。)

アイコンパス

  • アイコンで表現されたパス

BOM

BOMファイル

  • Bill of materialの略。部品構成表。回路図のシンボルに対して詳細情報を記載したもの。

CA

  • ConArrayの略。Con配列。プロジェクト内の全てのデバイス本体-ピン(端子)/ネット-ピン(端子)接続の情報が、この中に入っています。

Con

  • デバイス本体-端子/ネット-端子接続を個々にConという単位で扱います。(全て1:1接続です)

DEVKEY

  • 端子が属するデバイス本体のKey。端子が自分の親デバイスを把握するために持つ。
    デバイス本体のUnitも持っている。

DRC

  • Design Rule Checkの略。
  • 一般的に回路図CADに付属で付いている場合が多い。
  • 内容についてはCADによってまちまちで、具体的に何を指すかは決められていない。

ETCファイル

  • 追加情報ファイル。
  • ユーザーが設計に基いて、必要な情報を付与するためのファイル。
  • テキストファイル。手動で編集ができる。

Key

KEY

  • このプロジェクト内でUnit(デバイス本体/ピン(端子)/NET)を特定するために付ける名前。
  • 配置番号のようなもの。

フォーマットは
基板シンボル.部品配置番号.ピン(端子)番号

例:CMOS.CN3.1

NET

  • NETリストを最小単位Unitにバラした時の基板のパターン部分。

NETリスト

  • ネットリスト。回路図CADが吐き出す結線情報。

PIN

  • NETリストを最小単位Unitにバラした時の端子の部分。デバイスの端子。デバイスは必ず端子でNETに接続されていることを前提にしています。

REF

  • NETリストを最小単位Unitにバラした時のデバイス(部品)本体の部分。
  • 回路上の部品全ての本体部分(端子除く)がこれに当てはまります。

RTYPE

  • 部品タイプ。REFの種類。部品配置番号の頭のアルファベット。このツールではこのアルファベットでデバイスの種類を把握しています。
RTYPE定義
R抵抗
Cコンデンサ
Lインダクタ
Fヒューズ
ZEMIフィルタ、バリスタ
CNコネクタ
X発振器、発振子
Dダイオード
Qトランジスタ
IC半導体
U自分ではあまり使わないですが、使う人が多いので半導体に近い何かとして定義

SYMBOL(基板シンボル(テキスト))

  • 基板を特定するシンボル名。
  • Batファイルで定義します。
  • 主に基板間の配置番号の被り対策に使います。

UA

  • UnitArrayの略。Unit配列。プロジェクト内の全てのUnit(デバイス本体/ネット/端子)情報が、この中に入っています。

Unit

  • REF/NET/PINの単位、総称。
  • NETリストをこの最小単位Unit(REF/NET/PIN)に分解した時の呼び名。
  • デバイス本体/ネット/端子を個々に(REF/NET/PIN)というUnit単位で扱います。

ライブラリ

ライブラリファイル

  • 特定のデバイス固有の情報を付与するために準備したもの。
  • テキストファイル。
  • 「4.必要ファイル準備」のファイル種類で言うとEtcファイルに該当します。
  • ディレクトリ構成で言うと以下の場所に保管されている。(Etcファイルなのでユーザー編集可能)

ディレクトリ構成で言うと以下の場所に保管されている。

(Etcファイルなのでユーザー編集可能)
Top
 ┗ lib
基本的にユーザーが作るもの。

UO

  • UserOutputの略。
  • ユーザー独自ファイル出力機能。