追加情報ファイルの書式は以下に従ってテキストファイルで作成します。
行タイプによって、Unit数や何番目のUnitは何の意味など、個々に異なります。
注意事項
- 情報は1行で完結する。複数行にまたがらない。
- 行が入れ替わっても意味は変わらない。(影響しても表示順だけ)
- 区切り文字は全て半角英数字
- 区切り文字,:;[]はユーザー記載部分では使用禁止。
- 1行内に1個以上複数のUnit記載可。
- 1Unit内に1個以上複数のInfo記載可。
フォーマット
フォーマット
Unit
- 複数Infoの集合体(Info1個でも可)をUnitと定義する。便宜上左から順にUnit1,Unit2,,,と番号を振って使う。
Info
- Act、カテゴリ、値の1セットをInfoと定義する。便宜上左から順にinfo1,Info2,,,とUnitごとに番号を振って使う。
行タイプ
行タイプ欄 | 説明 |
---|---|
[&] | 接続追加 |
[>] | パラメータ追加 |
[UO] | ユーザー独自出力用設定。(UserOutput) |
- その行の扱い方タイプをここで定義。タイプを示す文字を[]で括る。
- 現在行タイプは2種
カテゴリ
- ScoutCheckerBat上で一意の項目を指す。
- システム内ではCat。backupファイル内ではCAT。と書いています。
値
- カテゴリに入れる値を指す。
- システム内ではVal。backupファイルではVAL。と書いています。
区切り文字
- 行タイプを示す文字の区切り。
[]
- : ; , [ ] など項目や値の区切りとなる決められた文字。
:
- Infoのカテゴリと値を区切る。
,
- Infoの終了を示す。
;
- Unitの終了を示す。
Act
Act欄 | 説明 |
---|---|
無し | 従来どおりの挙動 |
<AST> | 行タイプ[>]のUnit1で使用したら、*を使った該当条件になる (文字数指定なしのワイルドカード)。 |
<NAST> | 行タイプ[>]のUnit1で使用したら、*を使った該当条件になる (1文字限定のワイルドカード)。 |
- Infoの属性を指す。場合によっては動作方法指示など広く使う可能性あり。
- 現在、Actの種類は3種
Act欄詳細
- Cat/Valだけでは、パラメータを扱う上で不便が出てきたので追加。
- 意味合いとしては動詞や前置詞的な使い方を予定。
<AST>
- Act欄に<AST>を入れるとVALUE部分に*が使える。
- これは該当条件部分に限る。
- Aster(*)由来で決めた。
- 現状使用が可能なのはパラメータ追加 行タイプの該当条件Unitのみ。
- Info内のみで有効。
使用上のルール
- *と書かれた部分にはどんな文字が入っても合致と判断する。
- 文字数を問わない。0も可。
- 数字/文字を問わない。スペースも可。
- 文字列最初の*の前や、文字列最後の*の後などは厳密に比較を行う。
- 以下の場合EP3Cまでは一字一句違うと合致にならない。
- [>]<AST>MODEL:EP3C*484*,TYPE:Pin,PIN:1, ・・・
【例1】 例えばAlteraのサイクロン3のFPGAでこう書くと484pinタイプ共通のライブラリを作ることが出来る。
- [>]<AST>MODEL:EP3C*484*,TYPE:Pin,PIN:1, ・・・
<NAST>
- Act欄に<NAST>を入れるとVALUE部分に*が使える。この場合は*一つで1文字のみ。
- これは該当条件部分に限る。
- Number of aster(*) 由来で決めた。
- Info内のみで有効。
使用上のルール
- *と書かれた部分にはどんな文字が入っても合致と判断する。ただし1文字のみ
- 数字/文字を問わない。スペースも可。
【例1】 例えばなんだか分からんが6文字目から484の文字が入った型番のモノに情報を追加出来る。
- [>]<AST>MODEL:*****484*,TYPE:Pin,PIN:1, ・・・